行政書士試験合格に「必要十分」な教材の量を見極めよう

行政書士の試験に合格したお祝いに、プレゼントを自分のために買いました。
ジャーン!それは背もたれ椅子。新幹線の運転席などにも使われているレカロタイプというやつで、ものすごく快適です。
ネットで激安店を探しまくって、どのショップも結構いい値段がしていましたが、「士業」として独り立ちするための気合を入れるためにも奮発しました。 嫌味じゃなくて本当に快適ですよ。背中の重さを椅子が吸収してくれるので、最近は、腰痛を感じることもほとんどなくてラクチンです。
「こんなに快適なら、もっと早くそうすればよかった」って、後になってから思うことって、いろんなところでありますよね。

自分の場合、行政書士の教材選びもそうだったのです。 私は行政書士の試験を3回受けましたが、1回目は市販の教材のみを使い、2回目と3回目は、通信教育の教材と、市販の教材を併用しています。
まず市販の書籍で買い揃えたものをざっと数え上げてみます。

  • 「行政書士教科書 行政書士入門 」(行政書士教科書)
  • 「出る順 行政書士法令編」(LEC)
  • 「出る順行政書士法令編2」(LEC)
  • 「行政書士過去問マスターDX」(東京法経学院)
  • 「国家資格取得のための行政書士受験六法」(東京法令出版)
  • 「右脳で攻略!行政書士Q&A集」(東京リーガルマインド)
  • 「うかる行政書士総合テキスト(伊藤塾)
  • 「うかる行政書士 総合問題集」(伊藤塾)
  • 「行政書士過去&予想問題集」(U-CAN)
    (ほかにも7~8冊ほどあります)

もちろんこのすべてをやり切るつもりで買い揃えたわけではありませんでした。 沢山そろえるなかから、試行錯誤をするうちに、自分に合う教材が自然に決まってくるくると考えました。 出版社もなるべく偏らない方が、各社の編集方針や特徴がつかめるという狙いもありました(そのころの私は、通信教育1社の教材を頼るよりも、複数の出版社の教材で評判の高いものを揃える方が、効果も高いと勘違いをしていたのです)。

ここでは上記のテキストの良し悪し(批判)はしませんが、結局のところ独学の2年間で主に私が使ったのは、
「出る順 行政書士法令編」(LEC)、「出る順行政書士法令編2」(LEC)、「うかる行政書士総合テキスト(伊藤塾)、「うかる行政書士 総合問題集」(伊藤塾)、 それから六法の5冊だけです。

2年目の独学で、「使用したいと思える教材が定まってきた」という言い方ができるかもしれません。でも何かが足りないと思っていました。 それは「学習範囲を絞り効率的に勉強すること」と テキストはどんなに内容が濃くても所詮は文字だけなので、問題の重要点のポイントがつかみにくということです。

私は2年目からは、通信教育としてフォーサイトの教材を併用することにしてみました。
いろいろ通信教育の講座を比較してみましたが、

  1. テキストだけの教材では、市販本で独学をするのとそんなに変わらないと思った。
    (スタジオで収録したDVD(もしくはCD)がついてくる)
  2. コマーシャルをしてないわりには受講者が多い
    (大人になると、いろいろウラ読みする習慣がついてイヤですね)
  3. 合格のための「学習標準時間」が設定されている

以上がフォーサイトに決めた理由です。
私の場合は3番目も結構大きなポイントでした。 これは基礎講座のための学習時間を120~150時間、過去問を解くための時間を、120~350時間目安として年間の学習計画を進めるものです。 私はこの計画を2年間で磐石に進めようと決めたのです。 (つまり2年目の試験は「かなり本気で半分諦めモード」、「3年目を必勝モード」にするやり方です)

実際のところ2~3年目はフォーサイトの教材を中心(商法など一部除き)して、あとはそれまで使って慣れていたLECの「出る順 行政書士法令編」と併せて学習しました。 DVDを使った学習のメリットとしては、講師が肉声で重要ポイントを説明してくれるので、「この問題では何が大事なのか」がわかるし、問題を解くのに掛ける時間なども指示してくれるので、試験を意識した実戦向けの勉強スタイルも身につくように思います。

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