3時間の試験本番に沿った、解答スタイルを身につける

自分はゴルフにはまるで縁のない人ですけど、1度だけコースでプレーをしたことがあります。大学時代の友人たちから「クラブはこっちで用意するから、シューズだけレンタルすれば大丈夫」みたいな軽いノリで誘われたのです。

それで新宿の打ちっぱなしで3籠(全部で何球?)練習してから行きました。 新宿では「初めてでも当たるものだ」と強気だったのですが、本番となると話は別ですね。 群馬の○○カントリー倶楽部は天気がよくて気持ちよかったですが、スコアの方は散々で(「初めてコースに出る俺を、お前ら笑うな」みたいな感じでした)。

というわけで今回は「本番を意識した勉強スタイル」です。
私もそうでしたが、営業の仕事を長くやっていると「自分は本番には強い人」と、どこかで思っているものです。でもそれは思い込みに過ぎません。ただ、お客様との折衝や商談に慣れているだけに過ぎません。 結婚式の友人代表のスピーチで、あなたは「絶対にあがらない」といえる自信はありますか?慣れてないことは、大人になっても緊張するのです。

試験本番を意識した勉強が必要な理由は、試験で緊張しないためだけではありません。 行政書士の試験は3時間にもおよぶのです。 専門家の研究でも、一般的は60分前後が集中力が持続できる限界だそうです。 しかし、行政書士試験はその3倍、継続して行われるのです。

その3時間で、憲法、行政法などの法令問題46題と一般知識14題を、択一式か記述式かにより解いていかなければなりません。 特に記述式の問題は、類推する力といいますか、頭を使います。集中力がとぎれてしまっては、実力はあっても歯が立たない代物なんです。 そのくせ配点が高く、絶対に落とせない問題でもあります。

本番を意識した勉強法として私がお薦めするのは以下の方法です。

  1. 休日に自宅でオリジナル試験をする
  2. 予備校の模擬試験を活用する

1.は過去2~3の出題傾向を把握した上で、法令・一般知識からそれらしい30問をランダムに選び、これを1時間20分でやりきる方法です。いうなればハーフマラソンの感覚ですが、これを何週間かくりかえすうちに、じぶんなりの本番対策が見えてくるようになると思います。
記述式から手をつけるのがセオリーだとして、その後、どの科目からとりかかったらいいのか自分流のシミュレーションを繰り返してください。

2.の模擬試験ですが、私は伊藤塾が開催している10月に2回実施される試験を利用しました。模擬試験は、本試験とまったく同じ時間帯・形式(法令等科目46問・一般知識等14問/3時間)で行われるので、当日の朝はどのようコンディションを整えるかなど、試験以外のこともシュミレーションできます。
また試験委員や過去問が徹底して分析されているので、1ヶ月後に迫った本試験の出題傾向を予測する上でも役立ちます。 模擬試験から本番までの2~3週間は、私は模擬試験の出題に沿って基本教材の振り返りを重点的に行ったものです。